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昨日から急に空気がゆるんだ。明らかに季節が変わったのがわかる。
まったりと薄いベールが一枚肌に纏い付く感じ。
空の色も少しずつ変化してきているけれど、まだ重くて紅みとグレイが残ってる。
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「木の芽立ち」↓正式名称は夏椿(通称 沙羅双樹)
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春になると、時間が解凍したかのように一斉に動き出して、植物は芽吹きます。
生まれ変わる季節と言っていいのかもしれません。
人の心も、ざわつき、ため込んでいた物が堰をきるように、
溢れ出してくるような気がします。
「いい季節だね」と言われるけれど、
パステルのようにうららかな優しい顔と共に
思い土をはねのけ、堅い樹皮を突き破り芽吹く、
凄まじいまでの生命力を感じずにはいられません。

漢方などでも解毒(デトックス)の時期と言います。
体にも四季があり、巡っています。
この時期はため込んでいた不要な物を出し、洗い流し、
新しい一歩を踏み出す時なのかもしれません。
# by codomo_bunka | 2015-03-17 21:27 | ひとりごと
おひな様
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宇治の保育所さんにお伺いしたら、いろいろな地方のおひな様が飾ってありました。
旧暦で飾っているんですね、実家もそうでした。
その中に「御殿飾り」と書かれたものがあり、
おひな様にそういった呼び名があることを初めて知りました。
紫宸殿に左近の桜、右近の橘、三人官女、隋臣(右大臣、左大臣)、仕丁、五人囃子・・・
一つひとつ、祖父母が丁寧に教えてくれました。
御殿を組み立てて、お人形に巻かれた薄紙をそっと外して並べて、お道具をもたせて・・・と、
飾り付けにとても時間がかかっていました。
その長い時間の中で、いわれを教えて貰ったり、お歌を歌ったり、
たくさん会話ができたことも幸せな思い出です(^-^)

京都では昔ながらの陰陽に応じた伝統的な
向かって左・女びな、右・男びなが多いようですが、
実家では大正天皇の即位以降の並びになっていて、
向かって右・女びな、左・男びなでした。
# by codomo_bunka | 2015-03-13 18:05 | ひとりごと
美奈ちゃん8歳
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↑ちょっとぶりの美奈ちゃん&いろはちゃん
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↑7月3日、8歳になった美奈ちゃん、「お誕生日おめでとう!」
 体調がいいと、お顔もはっきりしています。元気そうです ^^
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↑こちらは手術後、食べたい気持ちに歯止めがきかなくなってしまった琴・・・
 何も持っていない手を差し出しただけでも・・・
 koto「いただきまちゅ!」
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↑こちらもエンドレス・・・
 koto「もっともっとマッサージちて!」
# by codomo_bunka | 2012-07-05 21:29 | ひとりごと
お囃子の練習 2
各鉾町で囃子方によるコンチキチンのお囃子の練習が始まっています。
楽器は、太鼓・鉦・笛の3種を使います。
コンチキチンは鉦の音色を表す擬音で、鉦の中央を打つ音が「コン」、
鉦の内側を下上下と摺って出す音が「チキチン(下側がチ、上側がキ)です。

各鉾、曳き山でそれぞれ三十数曲あり、一部共通の曲もあるそうですが、
多くは独自の曲を有しているそうです。
耳の肥えた方は、聞き分けでも楽しめますね ^^。

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↑お向かいの放下鉾さんの練習
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↑四条通り南側の月鉾さんの練習
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↑四条通り北側の函谷鉾さんの練習
# by codomo_bunka | 2012-07-04 21:56 | ひとりごと
水無月
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若菜屋さんの刻み栗の水無月
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↑切り分けた琴用の水無月と抹茶の水無月
 つい先だって、大きな手術を乗りきった琴。
 後半も、元気でがんばろうね!
 koto「それにしては、あたちのちっちゃすぎないでちゅか?」

六月三十日は、上半期最後の日、夏越の祓(なごしのはらえ)ですね。
夏越の祓=水無月の祓(みなづきのはらえ)とも言われています。
一年の前半の穢れを祓い、清めた身で晴れの行事「盆」を執り行います。

幼い頃に近所の神社で「茅の輪くぐり」がありました。
茅(ちがや)で作られた大きな輪を左足から入り、
8の字を描くように 3度くぐります。
病気や禍を免れるという神事です。
いつもと違う雰囲気の神社の境内に足を踏み入れ、
畏れと哀愁の入り交じったような感情を抱きながらくぐったものでした。
こうした郷愁を呼び起こす昔ながらの行事が少なくなってきていることは、
子どもの心に大切な感情を伝える術をまた一つ失っていくようで淋しいです。
# by codomo_bunka | 2012-06-29 18:00 | ひとりごと