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祇園祭 山鉾巡行・注連縄切り
今年初めて、注連縄を切って山鉾を神域に導く「注連縄切り」を観ました。
この儀式は、平安時代にはやった悪霊による疫病を祓おうと、
平安京(当時平安京の外は死の世界と考えられていました)の外の黄泉の世界から、
より強い御霊であり、鬼であり、神である素戔男尊(すさのおのみこと)を
引き入れるために始めたものです。
山鉾巡行のはじめの儀式として、お稚児さんが注連縄を刀で切り
(平安京と黄泉の国との境の結界が切り)
黄泉の国から素戔男尊を招き入れるのです。

鉾には武器=刀が立てられています。
当時の武士は身分が低く、人ではなく鬼と恐れられていました。
その刀が鉾に立てられています。

山には松の木=八白の木といわれ、鬼の木です。

鉾や山に立てられた刀や松の木は、依り代(よりしろ)となり、
素戔男尊が宿ります。
その御霊の力で穢れを祓うのが 山鉾巡行です。

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↑四条麩屋町の斎竹に張られた注連縄(しめなわ)
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↑先頭を行く長刀鉾が到着
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↑お稚児さん…ではなく、お供の禿(かむろ)でした
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↑奥からお稚児さんが出て来て刀の鞘に手をかけました
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↑「タンッ」という大きな音を立てて、注連縄が切り落とされると
 観衆からは拍手と歓声がわき起りました。
 これで神域の結界が解き放たれ、山鉾巡行が華麗に始まります。
 
思っていたより、ずっと感動しました。
刀で切り裂いた時のあの音…とても胸に響きました。
とてもきれいな注連縄きりの写真はこちら
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by codomo_bunka | 2011-07-19 16:41 | ひとりごと