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お話を聞いたり、文章を読むと、その内容に感心するのに、
何か釈然としないものを相手に感じることがあります。
こんなにいいことを言っているのに、この違和感は何?って。
ずっと不思議でした。

少し分かってきたことは、心身の乖離。
言葉が上滑りしてて自分のものになっていないと、あれ?と思うんです。
きちんとした言霊の宿った言葉や、
自分の中で消化して自分の一部として出てきた思いを発せられる人は、
声質も話す速さも表情も仕草も調和しています。

表面上の素晴らしい言葉の羅列より、
本能で感じる“その人となり”の印象の方が正確です。
表情にはよく出ています。

「人間というものは、年の四十にもなれば己の顔に責任がある」と
リンカーンが言ったのは有名ですが、補足すると─

親友が推薦した人をリンカーン大統領は使いませんでした。
立腹した親友はリンカーンに聞きます。
「僕があんなに推したのに、用いてくれないのはどういうわけか」と。
するとリンカーンは、
「人間というものは、年の四十にもなれば己の顔に責任がある。
あんな顔をしているのではだめだ」そう言って受けつけなかった…そうです。

顔も身体の一部で、使わない筋肉は衰えていきます。
笑わない人は口角が下がり、ポジティブ脳の前頭葉も凹んでいきます。
…なんて、難しいことはわからなくても、自分の経験値などから
本能的に見分ける第一印象ってだいたい当たっている気がしませんか?

自分の好きな顔になっていけますように… ^^ 。
by codomo_bunka | 2009-10-15 22:53 | ひとりごと