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幸福とは
GNH(Gross National Happiness/国民総幸福量)を掲げ、物質的に大変貧しく、
精神的に世界で最も幸福であると感じている人々の多い心豊かな国ブータン
けれど、そんな秘境の地にも近代化の波は押し寄せ、先進国同様の悩みを抱え、
数年前から国の進むべき道を模倣しています。
経済的に発展した国ほど、豊かさを感じないのはなぜ?

ブータンと日本との関係 は深く、1964年日本はブータンの貧しい農業収穫を改善すべく、
海外技術協力事業団(現・国際協力機構)が農業技術者として西岡京治を派遣し、
その後も1992年に没するまで西岡氏が尽くし続けたことは有名です。
1980年には国王から「ダショー(最高の人)」の称号を授与されてます。
そういった経緯から1989年2月24日、34歳のジグミ・シンゲ・ワンチュク国王は、
昭和天皇の大喪の礼参列に、民族衣装「ゴ」の礼服姿で数人の供を連れて来日しました。
他国の首脳の多くが日本から経済的援助を得るために、
葬儀の前後に日本政府首脳と会談する弔問外交を行う中、
ブータン国王は援助のための弔問外交を行わず、大喪の礼に出席して帰国。
新聞記者が理由を尋ねると、国王は「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、
日本に金を無心しに来たのではありません」と答えました。
そして1ヶ月間喪に服したと言います。
経済=国の発展(国民の幸福)と考える今の外交からは考えられないことです。
国民の支持がなければ行えないことです。

「幸せってなに?」子ども達に聞かれた時、みなさんはどう応えますか?
「幸福な子になってほしい…子どもの顔を見ていると、ふと出る言葉ですが
幸福っていったいなんでしょう?

人生は、人それぞれです。いつの時代に、どこに生まれるか…。
物質的に恵まれても親の愛情を受けられないこともあれば、
肉体的に不自由なこともあります。
昨日と今日で人生が一変するような事件に巻き込まれることも。

私が子どもに望むことは、どんな状況においても、その中で一筋の光を見いだし、
自分の中にある力を信じて物事を見極め、最善と思う選択を繰り返し、
道を切り開き、経験を積み上げていけるようになることです。
目の前には希望があることを知り、
自分の求めるオリジナルの幸福を作り出せる子になってほしいと思います。
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by codomo_bunka | 2010-01-12 00:05 | ひとりごと